ファイナルファンタジーXVIとは何か
ファイナルファンタジーXVIとは、
株式会社スクウェア・エニックスによって製作された
ファイナルファンタジーシリーズのナンバリングタイトルの16作品目。
ストーリー
超ざっくり説明すると、ロザリア王国の王子クライヴ.ロズフィールド(主人公)が
世界に蔓延る差別や争い、混沌から世界を救い、
「人が人として生きられる世界」を創るために
自らの正義を信じて、強大な敵に立ち向かうというのが主なストーリー。
良かった点、面白かった点
個性豊かなキャラクター
今作は、主人公「クライヴ.ロズフィールド」のほかに弟の「ジョシュア」やザンブレク皇国の王子「ディオン.ルサージュ」など。
そのほかにも大勢の仲間や敵キャラクターが登場しますが、その全てに思いや信念があり、各キャラクターに愛着が湧きました。
遊びごたえ満点のサブクエスト
今作は、メインストーリーもすごかったですが、
メインストーリー以上にすごかったのはサブクエストです。
その理由の一つに粉しても粉しても新たなミッションが追加される。
特に物語の終盤になるとサブクエストが湯水のように湧いてくる。
種類としてはお使い系のサブクエストや各キャラクターの心情に沿ったサブストーリーも存在し、サブストーリーなのにも関わらず凝ったムービーがついているものもあり、
ついつい遊んでしまうようにできています。
一筋縄ではいかない強敵たちとのバトル
物語の進行過程で、多くの強敵やボスモンスターとバトルすることになります。
特に今回筆者がとても楽しかったシステムに掲示板クエストがあり、
そこで受注できるリスキーモブという敵たちは、S、A、B、Cと階級分けされていますが、いずれも強敵ぞろいです。
特に最高ランクのS級に区分される魔物たちはメインストーリーのボスたちを遥かに凌ぐ強さを持っています。
ネットの情報などによると今作には、明確に裏ボスと呼べる敵が出てこないので、このリスキーモブが裏ボスの役割を担っているのも確かです。
綺麗で壮大かつ、見ごたえのあるアクションシーン
今作はグラフィックや演出がすごかったです。
とくに召喚獣同士のバトル演出はどれも圧巻でした。
今回とてもすごいと思ったのは、光の演出が綺麗だなと感じました。
惜しかった点、改善してほしい点
メインストーリーのボスが基本召喚獣
今回のFF16のボス戦ですが、
基本的に召喚獣か召喚獣に心を蝕まれた人間が
多い印象を個人的には感じました。
もちろん通常の魔物も登場しますが
召喚獣の数に比べたらかなり少なかったですね😅
その分をリスキーモブシステムで補っている印象も受けました。
ヒロインがさほど可愛くない
今作のヒロインですが、主人公の幼馴染の女の子「ジル」という娘なのですが、
正直あんまり可愛くないです。
ブサイクかといわれればそんなことはないですが
FF7のティファやエアリス、FF9のガーネット姫などと比べると
圧倒的に可愛くないです。
さらに男性キャラが美男、イケメンばかりなので余計に目立ってしまう。
パーティーがNPC
今回も一応パーティーシステムが用意されてはいますが
操作できるのは主人公のクライヴだけで
その他のパーティーはNPCなのでプレイヤーは操作することが出来ません。
例えばパーティーでよく一緒に組むことになる弟のジョシュアですが、
せっかく見た目も能力もかっこいいのに操作することが出来ず、
クライヴが戦ってる横で援護射撃をしてくれるだけという
しょっぱい感じになってしまっていたことが少し残念な点でもありましたね。
魔法が使えない
今作の戦闘ですが、召喚獣の能力を借りて闘います。
そのためFFシリーズお馴染みの黒、白魔法は一切使いません。
オープニングからエンディングまでずっと
回復の際はポーションやハイポーションを飲みながら立ち回ります。
パーティーの中にケアルを習得している仲間がいたり、敵の中には魔導士みたいな敵もいるのですが主人公はいくらレベルが上がっても一向に魔法は覚えず、ポーションで回復します。
まとめ
今作は、かなり人によって賛否が分かれているようですが
個人的にはとても面白かったです。
特に前述した掲示板クエストシステムはとても面白かったし、
次回作や新作にも取り入れてほしい要素ですね。
改善していただきたいところとすれば、次回作からは魔法の復活と
メインストーリーのモンスターの種類も増やしてほしいのと
パーティーの切り替え操作ができるようにして欲しいと感じました。
今作をプレイする際の注意点
今作は、差別や粛清などをテーマにしているのでFFシリーズらしからぬ残酷なシーン
また暴言や暴力描写が描かれているので不快に思われる方はプレイをお勧めしません。